kicoruファニチャー(家具)4

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木への想い 『木』には二つの命があります。

一つ目の命は大地にしっかりと根を張り堂々たる風格で何百年もそこにたたずみ、水や空気をそして我々に生きるための食糧を与えてくれます。
そして第二の命、それは私たち『木』に携わる様々な職人たちが、第一の命に感謝しながら与えていくもの。

伐採することからすべてが始まり、木々をあますことなく使い切り素敵な木工品としての命を吹き込む。

木製品に生まれ変わった『木』はまた何百年もこの世の中を見守り続ける…。

私はこうした製品として生まれ変わる瞬間を創造できることに感謝しています。

そして、末永く使える製品作りにこだわりと誇りを持っています。

本日は福井市の木田公民館さんからお誘いを頂き、
小学1年生約45名、保護者の方合計約100名という大勢の前で
福井県の伝統工芸と越前箪笥のお話しをさせていただきました。

自分の人生の中で、こんなに大勢の人前でお話をするなんて
思いもしませんでしので、すごく緊張したけど楽しかったです。

実は今回、普通は4年生くらいで習うであろう福井県の7つの伝統的工芸品についても
実物を持って行って説明させて頂きました。
※めのう細工だけ家になかったんですが。

小学一年生という事もありみんなに楽しんでいただけるよう
簡単なクイズを出しながらお話しさせていただきました。

クイズの時はみんなとっても元気に手を挙げて答えてくれ、
私が話している時はとても静かに越前箪笥の歴史や特徴を最後まで
ちゃんと聞いてくれとても嬉しかったです。

お話しの後はkicoruオリジナルのペンスタンドワークショップで指物技術を
感じてもらったり、カンナ削り体験をしてもらって、
カンナを扱う難しさを知ってもらいました。

カンナ削りは上手く削れず何回もやりたいと
言ってくれる子供たちがとても可愛かったです。

そしてペンスタンドは何回やっても毎回子供たちの創造性には驚きます。

今回、ほぼ『ひらがな』仕様のてづくり資料をつくったりして大変でしたが、
子どもたちのキラキラした目を見れて疲れも吹っ飛びました。

この小さな子供たちから福井の伝統工芸に携わる
担い手さんが出てきてくれたら素敵な事だなと想像しながら
一日を終えました。

木田公民館さん、そして今回参加してくださった
木田小学校一年生の生徒さんと保護者の皆様
ありがとうございました。